星の村天文台 スターライトフェスティバル
10月7日から10月9日まで、福島県の星の村天文台でスターライトフェスティバルが開催されていて、行ってきました。
1日目は望遠鏡の部品やアイピースを買ったりしました。
微動ハンドルは高橋製に統一して、使いやすくなりました。
アイピースは新しく北軽井沢観測所の方からRPL 25mmをもらいました。
40倍と倍率が低いのにコントラストが高くて輪がよくわかります。
このアイピースがメインになりそうで嬉しいです。
去年のスターライトフェスティバルで出会って、望遠鏡のことを色々教えてくださる方に3倍バローレンズを借り、120倍で見ると、輪がさらによく見えました。
UHCフィルターも買いました。
米オライオンのフィルターです。
2日目の夜は駐車場で星を見ました。
とても星が綺麗でたくさんの望遠鏡が並んでいました。
ぼくもTS-100で星を見ました。
まず、M8を見ました。
RPL 25mm+UHCフィルターで見ると写真のように見えました。
オメガ星雲も見ました。
ギリシャ文字のΩというよりはハクチョウの形に見えました。
わし星雲も
UHCフィルターをつけてわかりました。UHCフィルターはなくてもわかりますが、つけた方がよくわかります。
確かにわしの形に見えました。
10cmでわしの形に見えるなんて驚きました。
その他の天体も見ました。
その夜は月明かりがあったので、条件がとてもよかったのではないのですが、とても楽しい観望でした。
3日目は片付けでしたが、片付けの後に太陽望遠鏡でプロミネンスを見せてもらいました。
太陽が燃えていることがわかりました。
また見せてもらいたいです。
今年のスターライトフェスティバルは運がよかったです。
2日目はよく晴れたし、望遠鏡の部品やアイピースも手に入りました。
来年もスターライトフェスティバルに行きたいです。
明け方の空
今日は、明け方に天体観測をしました。
まず、オリオン大星雲を見ました。
lavendur 40(25倍)で見ると星雲の広がりがわかりました。
少し赤かったようにみえましたが、気のせいだったのかもしれません。
写真では、青く写る星雲もわかりました。
12mmのアイピース(85倍)で見るとトラペジウムの4つの星やその周りのガスの細かい模様がよく見えました。
M35も見ました。
lavendur 40では星がたくさん見えました。
12mmで見るとさらにその星の並びがよくわかって、星がないところがあるのに気づきました。
そして、9月20日に見たミラク・ゴーストをまた見ました。
この前にはわからなかったけど、存在が
よくわかりました。
中心は恒星のようで、その周りにボーッと銀河がわかりました。
小さいけど、存在がわかれば意外に明るい天体でした。
小亜鈴状星雲(M76)も見ました。
小亜鈴の意味がわかり、確かにこぎつね座の亜鈴状星雲に似ています。
でも、亜鈴状星雲よりは長方形のような形の気がします。
見方で形が変わりました。
少し目をそらして見ると、亜鈴状星雲の形に見えて、星雲をずっと見ていると長方形のように見えます。
面白かったです。
今回の明け方もとても良かったです。
新しい天体もいくつか見えました。
条件がとても良かったので、とても綺麗な明け方の星でした。
まだまだ見ていない天体がたくさんあるので、たくさんの天体を探したいです。
ミラク・ゴースト
アンドロメダ座のミラクという星のすぐそばにミラク・ゴースト(NGC404)という銀河があります。
その銀河を見たかったのですが、晴れの日がなかなかありませんでした。
でも、昨日は風がありましたが、晴れていたのでさっそく望遠鏡を出しミラクへ向けました。
最初は50倍で見ました。
よくわからないけどミラクのそばにボヤッとした何かがあるような気がしました。
倍率を上げても83倍にして見るとミラクに少し離れたところにボヤッとした天体があるように見えました。
どちらの倍率でも存在ははっきりとわからず、あいまいです。
今回は、とても楽しみで期待し過ぎていたので、ボヤッとしたのは先入観でそう見えただけだったかもしれません。
その日は透明度は良かったのですが、望遠鏡で明るい恒星を見るとかなり揺らいでいました。
それに、ミラク・ゴーストをはっきり見るには10cmよりも大きな口径の望遠鏡が必要なのかもしれません。
今度、観望会に参加させてもらっている大学の天文同好会の人のドブソニアンで見せてもらいたいです。
その次にNGC891を見てみようかなと思って探しましたが、天体の位置をかなり間違えてしたいました。
また、次の時に見てみたいです。
月・火星・水星の接近
月と火星と水星の接近を見ました。
明け方の5時に見晴らしの良いところに行きました。
空は明るくなり始めていました。
月はとても細かったです。
双眼鏡で見ると細い月と地球照、そして水星と火星が見えました。
水星は明るいですが、火星は水星より
暗かったです。
僕はあまり惑星の接近を見ようと思ったことがあまりなかったですが、一度見ると綺麗で、もう一度見たくなりました。
次は明日の明け方に金星とレグルスが接近します。
その次は10月6日に金星と火星が接近します。
どちらもとても楽しみです。
そして、まだ先ですが、来年は火星の大接近があるようです。
僕が天体望遠鏡で星を見るようになってから始めての火星大接近なのでとても楽しみです。
オリオン大星雲
昨日も星を見ました。
月がなかなか沈まず、空が明るかったですが、星はまあまあ見えました。
明け方は冬の星空が昇ってきて、オリオン座も見えました。
僕が今まで見た天体の中で一番好きなオリオン大星雲も見えました。
スケッチを描いてみることにしました。
望遠鏡
タカハシ TS-100 口径100mm
集点距離1000mm
BST 1.25" Flat Field Eyepiece - 12mm
(83倍)
月明かりがあったので、細部までは見えませんでした。
スケッチとしてはかなり細かく描けたと思います。
スケッチをしていると赤い線の範囲に暗黒帯があることに気づきました。
トラペジウムも見えました。
200倍で見ると暗くはなりますが、4つの星が確認できて、星雲に囲まれているのがわかりました。
3時50分になると月が沈んでいて、オリオン座のベテルギウスが大きく、色がはっきりしてきました。
オリオン座は細部の構造まではっきり見えて、淡くどこまでも続いているような
気がしました。
vixen アスコット ZR8×42WPでカシオペア座付近の天の川を見るとたくさんの散開星団が散らばっていてとても綺麗でした。
ぎょしゃ座のM36、M37、M38も同視野
に見えて楽しいです。
ペルセウス座のhとxは双眼鏡では微光星のかたまりが2つ見えます。
望遠鏡で見るとたくさんの星が視野いっぱいに見えて綺麗でした。
星がとても綺麗だったのはたったの5分ぐらいでしたが、とても楽しかったです。また、こんな日があったらいいなと思っています。
天体スケッチ
昨日の夜、初めて天体スケッチをしました。
<M31 アンドロメダ銀河>
望遠鏡
タカハシ TS-100 口径100mm
集点距離1000mm
BST 1.25" Flat Field Eyepiece - 12mm
(83倍)
アンドロメダ座の大銀河で肉眼でも見えます。
昨日の夜は月明かりがあってなかなか肉眼では見えませんでした。
スケッチは少し銀河の大きさ、明るさなどが違います。
でも、最初にしてはよく描けたと思っています。
<NGC457>
望遠鏡
タカハシ TS-100 口径100mm
集点距離1000mm
北軽井沢観測所 lavendur40mm
25倍
望遠鏡で見ると両手を挙げた人のように見える散開星団です。
ユニークな形をしていて、とても関心しました。
スケッチでは星が綺麗に描けました。
他の星団も描いてみたいです。
特に、ふたご座のM35をスケッチしてみたいです。
僕は前から天体スケッチを書こうとしていましたが、 観望になるとじっくりと眺めたくなっていつも描けませんでし
た。
でも、描いてみるととても楽しくてたくさん描きたくなりました。
また色々な天体のスケッチを描いていきたいです。